能動学習システムとは
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能動学習システムとは
1.自分から進んで学ぶ意欲や思考力を身につける
今後多様化の一途をたどる入試に関して言えば、子どもたちの学習面での自主性・個性が大きくものをいうはずです。受け身の勉強ではなく、自主的・自発的に勉強ができるようにならなければなりません。また、それは単に入試だけの問題にとどまらず、これから子どもたちが直面する社会で生き抜いていく力にもつながるはずです。偏差値は高くても、本当の学力がついていかない子どもたちはたくさんいます。つまり、自分から進んで勉強する訓練をされていない子どもたちです。そういう子どもたちが高校、大学さらには社会に出てから挫折するケースを多く目にします。私たちはこういう事実に根本的にメスを入れ、日々の学習指導の中で子どもたちに自立する力をつけるよう、指導・育成することを目指して能動学習システムを誕生させました。
2.黒板授業はもう古い
分かっていることなのに何回も授業を受けることに、苦痛を感じたことはありませんか。もう少し考えれば分かるのに授業は待ってくれないことに、悔しさを感じたことはありませんか。一斉授業ではこういうことが起こるのは避けられないことです。しかし、避けられないこととあきらめていいのでしょうか。お医者さんの仕事にたとえれば、一斉授業は40人の患者さんに対していつも同じ薬を与えているようなものです。生徒は一人一人個性を持っています。そして、それぞれに合った学習方法を持っています。能動学習システムはコンピューターを活用して一人一人のニーズにあった学習を実現します。
3.少人数にするだけで個別?
能動学習システムは完全個別指導です。少人数クラス編成で一斉授業を行わないことだけで、個別指導を標榜するのはいかがなものでしょうか。同一学年の生徒に同じ教材を使い指導するなら、一斉授業となんら変わるところはありません。このような学習では教師に見てもらう時間が学習時間ですから、少人数になれば「実際の授業時間÷生徒の人数=一人あたりの学習時間」が増えるだけです。能動学習システムでは、生徒は一人一人自分の学習プログラムを持っており、分からなかったり、できなかったことがあると、その項目をコンピューターを使用して検索しながら学習を進めていきますから、授業時間がすべて自分自身の学習時間になります。このような学習システムをとっているのでシューレ・フォルツァには、いわゆる時間割はありません。小学1年生と高校3年生が隣り合わせで勉強していても何の問題もないのです。
4.機械まかせのCIA?
従来のコンピューターを使った個別指導(CIA)や、プリントだけをただ進める方法は、機械が持つプログラムに子どもたちが従うという意味で、受動的な一斉授業の延長線上にあります。能動学習システムは、使用する設備は同じですが、個々の生徒に学習プログラムを作成し、計画的に勉強を進めることができるように指導援助するシステムです。正しい学習方法を指導し、家庭学習の管理を徹底して、自主的に学習できる姿勢を養います。